甘えの構造 PART2 【横浜市Senagy Therapy】
2025/03/25
こんにちは!横浜市にあるカウンセリングルーム Senagy Therapyです。
今日は昨日に引き続き、甘えの構造 です。
態度の中に見られる甘え Part2
「たのむ」 「とりいる」 「こだわる」 「気がね」 「わだかまり」
「てれる」
「たのむ」とは一身上のことで、相手の好意のある計らいを期待して委ねることで、甘えさせてほしいということに他ならない。
「とりいる」ということは、巧みに相手の機嫌をとることによって自分の欲望を達成することであるが、これは相手を甘えさせると見せかけて、実はこちらの甘えを実現することであるといえるのではないだろうか。
「こだわる」人は人間関係の中で頼んだり、取り入ったりすることが容易にできない人である。もちろん甘えたい気持ちは人一倍あるのだが、相手に受け入れられないのではないかという恐怖があって、それを素直に表現できない。
「きがね」は通常、相手に遠慮する気持ちを表すが、それは相手がこちらの甘えをすんなり受け入れてくれるかどうか分からないという不安あるからである。
「わだかまり」というのは、表面的には何気ない風を装っていながら、内心は相手に対する恨みを持っている場合である。
「てれる」人も、「こだわる」人と同じように、自分の甘えを素直に表現できないが、それは相手に受け入れられないのではないかという不安からではなく、他人の前で自分の甘えを出すことを恥ずかしく感じるためである。
甘えの構造がこんなにあり、今までの自分の概念が覆される感じがしますね。
では今日はこの辺で失礼します。お気軽にお問い合わせください。
土居健郎著 「甘えの構造」から引用
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Senagy Therapy
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電話番号 : 080-6884-1646
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