心理臨床と音楽療法
2025/04/21
こんにちは!横浜市にあるカウンセリングルームSenagy Therapyです。
今日は心理臨床と音楽療法についてお話をしたいと思います。
今回は私が大学院生の頃、相模女子大学の森平直子先生が我が大学院に音楽療法を教えに来てくださいました。その先生が日本心理臨床学会が発行している冊子、臨床の広場に投稿されているのを拝見して音楽療法について引用させていただきます。
調整的音楽療法(RMT)というものがありまして、演奏技術を必要とせず、音楽を使った心理療法といういう技法です。RMTのセッションでは毎回10分~15分程の音楽を聴取し、その後、聴取中の体験の分かち合いを行います。音楽聴取にあたっては、閉眼し、注意を①「音楽」、
②「身体の感覚」、③「考え・感情・気分」に向けて、振り子のように行き来させるということが求められます。この3つの領域のどこで起こっていることも「ありのままにに知覚すること」
そして「生起するまで放っておくこと」です。
3つの領域のそれぞれで起きていることにしっかり気づきながら注意を動かすことによって、特定の部分への神経的なとらわれ(例えば気になっていることが頭から離れない、痛い部分ばかり気にしてしまうなど)から解放され、新進の不自然な緊張が良い状態に調整されることを目指します。
では今日はこの辺で。次回はこの続きをお話します。
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Senagy Therapy
住所 : 神奈川県横浜市南区大岡4丁目
電話番号 : 080-6884-1646
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