心理学 自我境界と対象関係機能【横浜市 Senagy Therapy】
2025/05/09
こんにちは!
横浜市にあるカウンセリングルーム Senagy Therapyです。
今日は自我境界と対象関係機能についてお話をします。
自我境界
自分と自分でないものを区別する境界です。自分の思い・理解・感じと外界の現実・事実とは違うと区別できることです。これが機能しないと現実検討も損なわれることになります。
対象関係機能
その人の中でどういう対象関係が営まれているかという、内面の表象世界であり、対人関係の前提となります。質と量を見ることで対人関係を営む能力が見えてくるのです。
質・・・どんな色合いの人間関係が住んでいるか、支えてくれる人を持っていたということ
はその人の財産であります。
量・・・友人関係が長く続いているかどうかです。
多面的にその人を受け取ることができているかというところをみていくと、一部を見て全部を見てしまうのか、それとも欲求満足の部分と不満足の部分があるが、全体としてこの人が好きと思えるかどうかです。
一部を見て全部をダメだとしてしまったとしても、ちょっとしたことでそれを取り戻すことができる。例えば面接の場面で、本人は全部ダメだと言っているが、その全部ダメな部分をもっと強烈にセラピストが介入していくと、そこまで全部ダメではないなど別の部分が出てくることがあります。しかし、ラポール(信頼関係)が形成されていないとできないことでもあります。
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Senagy Therapy
住所 : 神奈川県横浜市南区大岡4丁目
電話番号 : 080-6884-1646
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