高校生（思春期)の発達課題【横浜市 Senagy Therapy】

こんにちは！

横浜市にあるカウンセリングルーム Senagy Therapyです。

今日は高校生（思春期）の発達課題についてお話をします。

 

高校時代は、心理的にも社会的にも子どもかた大人への過渡期です。 心理的には親からの精神的自立を始めるとともに、同性の友人との親密さを 深め、性的関心が異性へと向かう時期です。また、この時期には自我の眼 覚めにより、自己や他者からの評価に関心が集中します。

その結果、思春期に おける自己評価および他者からの評価は、他の発達段階にも増して自己の 形成に大きな影響を与えることとなります。

 

　　発達課題　　

 

　　E.H エリクソンの思春期における課題 とアイデンティティについて

 

「私は何者か、自分の目指すものは何か、人生の目的は、本当の自分は、 自分らしさとは何か、自分の存在する意味は」などさまざまのことで自分に 関心を持つ 恋や仲間との関係のなかで、自身あるいはその評価に一喜一憂しはじめます。

 自分なりの信念、倫理観、理想を抱きます。

自分のことを自分で決めたいという自律が強まり、親や教師などの権威に反発する態度も生じます。

自分自身が独自で一貫した存在であり、他者や社会にも容認されることで生じる持続した存在感覚です。

アイデンティティの確立は自己を社会の中に位置づける問いに肯定的な感覚を持つ過程 であり、アイデンティティの拡散は自己探索を続けるが一過性に自己喪失する状態です。

以上が思春期の発達における課題です。

 

では今日はこの辺で失礼します。