香港とブルース・リーと太極拳

こんにちは！

横浜市にあるカウンセリングルーム Senagy  Therapyです。

　私は香港で太極拳の講師の資格を取得し、太極拳を20年以上現在に至るまで教えています。太極拳が上手くなるには体の力を抜いて、意識を今に置くことです。力を抜くだけだと、だらしのない恰好になるが、そこに意識があることでふにゃふにゃしていない姿勢が保てるのです。 ”ここで相手の胸を打つ” という型がありますが、意識があると力んではいないが、胸を打つ姿勢になっているから不思議です。

　香港のカンフー映画スター、ブルース・リーさんも水の流れのようになれと言っていました。心を空にして、型を取り去れ、型を捨てろと。水はカップに入れたらカップになるし、水は流れることも、砕くこともできると。

　またこのような素晴らしい言葉も残しています。「武道は自分を映し出す鏡のようなものだ。私が武道を学ぶ理由がそこにある。人間が克服しなければならないのは、自分自身の意識だ」

この言葉は、精神世界に通じるものであり、心理の深いところを突いていると思いました。

　香港は私の第二の故郷です。私は返還前と返還後の時期に香港に在住していました。中国に返還になって変わってしまいましたが、私の知っている香港はとても活気があって楽しいところでした。香港人はとても優しくて、ユーモアがありました。その当時の日本人の友人と来年あたり香港に行こうと最近話しています。

　では今日はこの辺で失礼します。