シュレディンガーの猫【横浜市 SenagySenagy Thrapy　セナジーセラピー】

　こんにちは！

横浜市にあるカウンセリングルーム Senagy Therapyです。

今日はシュレディンガーの猫の実験についてお話をしたいと思います。

　1935年にオーストリアの物理学者であるエルヴィン・シュレディンガーが提唱したものです。この実験は毒が放出される可能性がある箱の中に入れられた猫が、実際に人が観察するまでは生きているのか死んでいるのかわからないという思考実験のことです。

　量子力学の考え方だと観測者が箱を開けるまでは、「生きている猫の世界」と「死んでいる猫の世界」が両方同時に存在していると考えられています。そして最近では、スイス連邦工科大学の研究チームがこの実験を再現することに成功したとのことです。猫の代わりに、私たちの目で見えるくらいの大きさの小さなデバイスを使いました。そのデバイスがシュレディンガーの猫と同じように２つの状態が重なり合った量子状態にあることを実験で確認したのだそうです。今までの観測するまでは現実は決まっていないという量子の奇妙なルールが目に見える大きさの世界でも起こりうるということを示したということです。

　そうすると、自分と他人との間で見ている現実が違うかもしれないという結論につながるということです。画期的な研究ですよね。

　では今日はこの辺で失礼します。