不登校 三者面談に行きたくない 親だけ【横浜市 Senagy Therapy セナジーセラピー】
2026/03/20
中学生の子どもが不登校になり、学校から三者面談を求められても、「本人が行きたくない」「親だけで行ってもいいのだろうか」と悩む保護者は少なくありません。無理に本人を連れて行くことが、かえって負担になる場合もあります。この記事では、不登校の中学生が三者面談を嫌がる理由、親だけで参加する際の伝え方、学校との連携のポイントをわかりやすく解説します。子どもの気持ちを守りながら、今できる対応を整理したい方に役立つ内容です。
3)目次
1 三者面談に行きたくない中学生の気持ちを理解する
・1-1 不登校の子が三者面談を嫌がる主な理由
・1-2 無理に参加させることで起こりやすい影響
2 親だけで三者面談に行ってもよいのか
・2-1 親だけの参加が認められるケース
・2-2 面談前に学校へ伝えておきたいこと
3 三者面談で親が先生に伝えるべき内容
・3-1 家庭での子どもの様子と困りごと
・3-2 学校にお願いしたい配慮や対応
4 三者面談後に家庭で大切にしたい関わり方
・4-1 面談内容をどう子どもに伝えるか
・4-2 子どもの安心感を守る声かけの工夫
5 三者面談を今後の支援につなげるために
・5-1 すぐに登校を目指さず関係づくりを優先する
・5-2 親だけで抱え込まず相談先を広げる
1 三者面談に行きたくない中学生の気持ちを理解する
1-1 不登校の子が三者面談を嫌がる主な理由
不登校の中学生が三者面談に行きたくないと感じるのは、わがままではなく、強い不安や緊張を抱えているからです。学校へ行けていないことへの後ろめたさ、先生に何を聞かれるのか分からない怖さ、親の前で自分の気持ちを話したくない恥ずかしさなど、さまざまな感情が重なっています。特に中学生は思春期に入っているため、気持ちを言葉にすること自体が難しい時期です。「行きたくない」と言う背景には、責められたくない、無理に登校を勧められたくない、自分のつらさを理解してもらえないかもしれないという不安が隠れていることもあります。まずは、面談を拒む理由を問題視するより、子どもなりの防衛反応として受け止めることが大切です。
1-2 無理に参加させることで起こりやすい影響
三者面談は学校との連携に役立つ場ですが、本人の気持ちが整っていないまま無理に参加させると、逆効果になる場合があります。たとえば、強い緊張で何も話せなくなったり、帰宅後にぐったりしてしまったり、学校への拒否感がさらに強まることもあります。また、「やっぱり分かってもらえない」という体験になると、親や先生への信頼まで揺らいでしまうことがあります。保護者としては、今後のために何とか参加させたいと思うかもしれませんが、大切なのは一度の面談で結論を出すことではありません。今の子どもに必要なのは、まず安心できることです。出席そのものを目標にするより、どうすれば負担を減らせるかという視点で考えることが、長い目で見て回復への近道になります。
2 親だけで三者面談に行ってもよいのか
2-1 親だけの参加が認められるケース
不登校の中学生の場合、三者面談に本人が参加できず、親だけで面談を行うケースは珍しくありません。学校側も不登校支援の一環として、本人の状況に応じた柔軟な対応をしてくれることがあります。大切なのは、「本人が来られないのは甘えではなく、今は難しい状態である」と冷静に伝えることです。無理に三者にこだわるより、まず保護者と学校が情報共有し、今後の関わり方を整えるほうが現実的です。学校としても、家庭での様子が分かることで支援の糸口を見つけやすくなります。本人不在に気まずさを感じる保護者もいますが、親だけで参加することは決して特別なことではありません。むしろ、子どもを守りながら学校とつながるための大切な一歩と考えてよいでしょう。
2-2 面談前に学校へ伝えておきたいこと
親だけで三者面談に参加する場合は、事前に学校へ子どもの状態を簡潔に伝えておくと面談がスムーズになります。たとえば、「今は学校の話題に強い不安がある」「面談に行くよう促すと気持ちが不安定になる」など、現状を具体的に共有することが大切です。そのうえで、「今回は親だけで参加したい」「子どもを責める方向ではなく、今後の関わり方を相談したい」と目的を伝えておくと、先生側も面談の進め方を調整しやすくなります。事前連絡がないままだと、当日に本人欠席の理由説明から始まり、必要な相談に十分時間を使えないこともあります。面談を有意義な時間にするためには、参加できない事実だけでなく、どんな配慮を望んでいるのかまで共有しておくことがポイントです。
3 三者面談で親が先生に伝えるべき内容
3-1 家庭での子どもの様子と困りごと
親だけで面談に行く場合、先生に最も伝えたいのは家庭での子どもの様子です。朝は起きられているのか、昼夜逆転はあるのか、食欲や睡眠はどうか、家では会話ができているのかなど、学校では見えない部分を共有することで、先生も子どもの状態をより具体的に理解できます。また、学校の何に強い負担を感じているのか、友人関係なのか、勉強面なのか、生活リズムなのかといった困りごとも大切な情報です。はっきりした理由が分からない場合も、そのまま正直に伝えて問題ありません。無理に原因を一つに絞る必要はなく、「今はこういう状態です」と現状を丁寧に伝えることが重要です。学校側に状況を正確に知ってもらうことが、本人に合った支援につながる第一歩になります。
3-2 学校にお願いしたい配慮や対応
面談では現状報告だけでなく、学校にお願いしたい配慮も具体的に伝えることが大切です。たとえば、「登校を急かす声かけは控えてほしい」「連絡は本人ではなくまず保護者にほしい」「クラスの様子や課題については負担の少ない形で知らせてほしい」といった要望は、遠慮せず共有してよい内容です。学校側は支援したい気持ちがあっても、家庭の希望が分からなければ対応がずれてしまうことがあります。逆に、配慮してほしい点が明確になれば、先生も動きやすくなります。お願いをするときは、要求として伝えるのではなく、「本人の負担を減らしながら関わる方法を一緒に考えたい」という姿勢で話すと、協力関係を築きやすくなります。小さな調整でも、子どもの安心感に大きく影響することがあります。
4 三者面談後に家庭で大切にしたい関わり方
4-1 面談内容をどう子どもに伝えるか
親だけで三者面談に行ったあとは、その内容を子どもにどう伝えるかも重要です。すべてを細かく報告しようとすると、子どもにとっては「また学校の話をされた」と感じ、負担になることがあります。伝えるときは、子どもの状態を見ながら必要な部分だけを短く共有するのが基本です。たとえば、「先生は心配していたよ」「無理に来なさいとは言っていなかったよ」「あなたが安心できる方法を考えようとしていたよ」といった、安心につながる情報を中心に伝えると受け取りやすくなります。逆に、進路や出席日数の話など、今すぐ受け止めるのが難しい内容は急いで伝えなくてもよい場合があります。面談結果を報告することよりも、子どもが少しでも安心できる形で情報を渡すことを優先しましょう。
4-2 子どもの安心感を守る声かけの工夫
面談後は、親も不安や焦りが強くなりやすい時期です。しかし、その気持ちをそのまま子どもに向けてしまうと、子どもはさらに追い詰められてしまいます。「いつ行けそう?」「次は出られる?」と結果を急ぐ声かけよりも、「しんどい中で毎日過ごしているんだね」「今は無理しなくていいよ」と気持ちに寄り添う言葉のほうが安心感につながります。不登校の子どもは、すでに自分を責めていることが少なくありません。だからこそ家庭では、評価や説得よりも、安心していられる空気をつくることが大切です。すぐに変化が見えなくても、否定されない経験の積み重ねが回復の土台になります。親の声かけ一つで、子どもの心の緊張が和らぐこともあるのです。
5 三者面談を今後の支援につなげるために
5-1 すぐに登校を目指さず関係づくりを優先する
三者面談をすると、どうしても「いつから登校できるか」「次は何日行けるか」と先の話に意識が向きがちです。しかし、不登校の回復は一直線ではなく、まず必要なのは学校との関係を切らさないことです。たとえ本人が面談に出られなくても、親が学校とつながり、先生と情報共有を続けていくことには大きな意味があります。学校に対して安心感が少しずつ育てば、将来的に別室登校や短時間登校、オンラインでのやり取りなど、子どもに合った関わり方を探しやすくなります。大切なのは、「今すぐ登校させる」ことではなく、「また関われるかもしれない」と思える土台を残しておくことです。面談はそのための場として活用すると、保護者の気持ちも少し整理しやすくなります。
5-2 親だけで抱え込まず相談先を広げる
不登校が続くと、保護者は「自分の対応が悪いのでは」「学校にどう伝えればいいのか分からない」と一人で悩みを抱え込みやすくなります。けれども、親だけで全てを背負う必要はありません。学校の担任や学年主任、スクールカウンセラー、教育支援センターなど、相談できる先を少しずつ広げることが大切です。家庭だけで考えていると不安が大きくなりやすいですが、第三者が入ることで見え方が変わることもあります。また、親自身が気持ちを話せる場所を持つことで、子どもへの関わり方にも余裕が生まれます。不登校支援は、子どもだけでなく親への支援も必要です。三者面談をきっかけに、学校とのやり取りを一回で終わらせず、支援の輪を広げていく意識を持つことが大切です。
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Senagy Therapy
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