カウンセリングにおける退行と抵抗
2025/05/12
こんにちは!
横浜市にあるカウンセリングルームSenagy Therapyです。
今日はカウンセリングにおける退行と抵抗についてお話をします。
退行について
カウンセリングにおいて、自由に話して構わないとか、何を言っても許される体験をすると、自分を縛っていたものが緩んできます。すると子どもっぽい気持ちや幼児的な態度が現われやすくなり、退行していくのです。退行した状態はこれでいいのだろうかという葛藤や不平等さからくる不快感を生みます。
緩みの程度は人それぞれで、自由になり過ぎる人、不自由なままの人、現実に戻れない人、現実にすぐ戻る人などがいる。「これからどうするのですか」などと、現実に戻すような振り返りをして戻していくが、クライエントの状態や人格水準によって、どのようにしていくのかは異なります。
抵抗について
守ってくれる枠組みに縛られているように感じると壊したくなる抵抗が表れます。精神科においては治療契約を権威だと思ってしまうことがあります。
罰したり躾をしたりするのではなく、表現としてクライエントがどう考えているかを思っておくことが大切になってきます。
では今日はこの辺で失礼します。
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Senagy Therapy
住所 : 神奈川県横浜市南区大岡4丁目
電話番号 : 080-6884-1646
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