境界人格構造(BPO)について 【横浜市 Senagy Therapy】
2025/05/13
こんにちは!
横浜市にあるカウンセリングルーム Senagy Therapyです。
今日は境界性人格構造(BPO)についてお話をします。
境界性人格構造BPO
(1)BPOの共通した特徴
良い表象と悪い表象の分裂が起こっている状態から統合に向かえない。自己表象と他者表象の区別はできている。
対人希求性を持ち、良い表象と悪い表象を実在する外の人間に投影している。
良い・悪いの極端に揺れ動く対人関係が生じている。アンビバレンスな感情を抱いている。
(2)BPOの発症年齢
子どもの頃は非常に浅い、表面的、常識的な関わりで現れなかったが、成人して対人関係(友人や恋人など)深い関わりに刺激を受けて、分裂の構造を持った欲動が動き出すと現われる。
偽りの自己と真の自己との間に硬い亀裂がある。
(3)BPOの非特異的な自我の弱さ
① 耐性の低さがあり、葛藤、不安に耐えられなくて抱えていられない。
② 一次過程に退行しやすいということは、非論理的で非社会的であり、快楽原則に基づく行動をとる。
③ 昇華する経路が弱い。
心理療法によって変化させるには、双方の相当な労力と忍耐が必要であり、傾聴や肯定的共感のみでは難しいとされている。
では今日はこの辺で失礼します。
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Senagy Therapy
住所 : 神奈川県横浜市南区大岡4丁目
電話番号 : 080-6884-1646
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